今中 博章

特別支援教育学分野

障害児心理学

専門領域

障害児心理学、特別支援教育


研究テーマ


研究の詳細

上記のテーマは、いずれも共通の理論的基盤として文化−歴史的神経心理学の考え方を有します。この考え方では、子どもの「できなさ」は子ども個人に内在するとはしません。また、社会の側のみに「できなさ」の原因があるともしません。そうではなく、「できなさ」は、子どもが参加及び従事する文化的活動:文化・歴史・社会的要素、子どもの心理的機能:心理学的要素、それを支える脳の構造と機能:生物学的要素、の3要素から成る機能システムのあり様であるとします。要素間には弁証法的な関係性があり、各要素も変化する若しくは変化せざるをえない中で、全体の機能システムが変化していきます。「できなさ」からその子なりの「有能さ」へという機能システムのあり様の変化の積み重ねがその子の良好な発達であり、発達支援はこのような機能システムの変化過程を支援することに重なります。この考え方は、インクルーシブ教育の理念と高い親和性があります。


主な研究業績

researchmapよりご覧いただけます。


指導可能なテーマ

障害のある子どもの発達や教育に関すること等が指導可能なテーマです。気軽にご相談ください。


これまでに指導した修士論文題目

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